令和5年2月14日
株 式 会 社 ノ ー ベ ル
株 式 会 社 オ ー イ ー シ ー
日 本 赤 十 字 社 大 分 県 支 部
日 田 玖 珠 広 域 消 防 組 合 消 防 本 部
大 分 大 学 医 学 部 附 属 病 院
日 田 市 ( 防 災 ・ 危機管理課 )
大 分 県 ( 新 産 業 振 興 室 )
このたび、大分県と株式会社ノーベル(日田市)は、株式会社オーイーシー(大分市)、日本赤十字社大分県支部、日田玖珠広域消防組合消防本部、大分大学医学部附属病院、日田市などで構成するプロジェクトチームとともに、災害時におけるドローン物流の地域実装に向けた公開訓練を実施しますのでお知らせします。
公開訓練の目的は、自然災害により発生した孤立地域(集落等)に対する迅速な救援救助活動を、産学官の関係機関・団体が連携して①救援物資搬送、②オンラインによる遠隔診療及び医薬品の配送を行い、ドローンを活用した地域実装モデルの構築を目指すものです。
1 実施日時・場所
日時:令和5年2月18日(土) 9:00~12:00頃
場所:日田市大字西有田
※悪天候の場合には、2月25日(土)9:00~12:00頃 に変更します。
2 訓練の概要
● 平成 24 年九州北部豪雨で日田市中心部が浸水する一因となった花月川氾濫の経験をもとに、同市秋山町をフィールドとして、災害発生により自主避難所に避難した住民が孤立した状況を想定した公開訓練を行い、ドローンによるプッシュ型輸送からプル型輸送までの一連の流れを通して技術的課題、適応課題を検証することで、災害時ドローン物流の運用体制の構築を行うもの。
※プッシュ型輸送・・・要請を待たず必要とされる物資を輸送する形態
※プ ル 型 輸 送・・・避難所等から要請された物資を輸送する形態
3 訓練スケジュール
8:30 受付開始(於:花月川(夕田橋下流側)河川敷)
9:00 開会あいさつ、参加機関紹介、概要説明など
9:45 訓練開始
(1)被災状況調査
日田玖珠広域消防組合消防本部のドローン隊が災害調査を実施
(2)救援物資搬送
日田市災害対策本部からの要請により日田警察署を通じて
株式会社ノーベルがドローンにより救援物資(緊急セット、遠隔診療システムなど)を搬送
(3)配送物の受取
配送された救援物資を地元住民などが受取・開封
(4)遠隔診療の実施
日田市医師会による避難住民へのオンライン遠隔診療を実施
(5)医薬品配送
診療に基づき、ドローンによる医薬品配送を実施
11:30 訓練終了・取材対応
11:45 閉会(予定)
4 飛行ルート
【出発地】
①日田市西有田地区 夕田橋付近
➁日田市丸山 2 丁目 城町橋付近
【到着地】
日田市秋山町公民館
【使用機材】
①TR22( ciRobotics 社製)
➁PF2(Delivery)(ACSL 社製)
5 使用機材
6 連携機関および主な役割
※日本赤十字社救援物資について・・・
https://www.jrc.or.jp/saigai/about/busshi/
7 取材時のお願い
(1)天候等によって実証実験を延期又は中止する場合は、2月17日(金)14時までに判断し、お申込みのあったご連絡先にお知らせします。
(2)駐車場の確保が難しいため、取材を希望される方は最終頁に記載された別紙(実証地区案内図)に従ってご駐車いただけますようお願いします。なお、希望人数が多い場合には、調整させていただく場合があります。
(3)風邪や発熱などの症状がある方はご参加をご遠慮くださいますようお願いします。
(4)ご取材いただける媒体社様は、別紙様式にて事前申し込みの程お願いします。
詳細については別紙のとおりご案内します。
災害時におけるドローン物流の地域実装に向けて関係機関と連携した公開訓練の実施について
【本件に関するお問い合わせ先】
TEL FAX
株式会社オーイーシー (担当:野﨑) 097-537-9618 097-537-1720