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お知らせ
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2007年1月26日(金)
不都合な真実
最近、アル・ゴアの名前をよく聞くようになった。私たちIT業界で働く技術者であれば、その名を聞けば、インターネットが普及する以前にアメリ カで「情報スーパーハイウェイ構想」を立案した人として記憶に残っているはずだ。そのゴアが今、「環境問題」で戻ってきた。以前から地球温暖化に ついて関心を持っていたらしく、特にこの問題には造詣が深いらしい。そして、ゴア本人が出演する映画「不都合な真実 An Inconvenient Truth」が 日本でも主要都市で公開となった。(残念ながら大分では公開されない)*1 アカデミー賞にもノミネートされているこの映画に対する評価はアメリカ では利害もからみ二分されているらしい。なんだか京都議定書の批准問題と よく似た反応である。それともマイケルムーアの「華氏911」的反応か。 日本では文科省推薦映画なのに。
それはさておき、その「不都合な真実」の公式サイトで見つけた「私にで きる10の事(ten things to do)」を紹介しよう。
やはり、我々が思っている以上に急速に地球環境は悪化している。宮崎で 鳥インフルエンザが発覚したため他人事ではないが、思い出せば、SARS や狂牛病などの今までは考えられなかった奇病の発生、アメリカを襲ったハ リケーン被害、日本でも竜巻被害があった。遠い昔のように忘れていないか。 やっぱり、どこかおかしい。人類は無意識に、否、意識して「バベルの塔」 を建てようとしている。であれば、今すぐにでも塔の建設を止めるべきだ。 神の怒りに触れる前に。「私にできる10の事」今からでも遅くはない。(O.F)
注*1「不都合な真実」2007年2月24日よりシネフレックス東宝11で公開決定
シネフレックス東宝11での公開は終了しました。(5月7日)