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2007年8月21日(火)

  • エココラム

残暑お見舞い申し上げます

今年の夏は、本当に暑い。筆者はお盆前の11日に墓掃除や拙宅周辺の草むしりをやったが、日頃タフだと自負する筆者も熱中症気味で、早々に午前10時前にはダウン。自宅で一日中クールダウンをしたほどだった。16日には、岐阜県多治見市と埼玉県熊谷市で40.9度と1933年に観測した山形市の40.8度の記録を74年ぶりに更新したそうだ。大分も暑い。ここ数年「かき氷」を食べることはなかったが、今年は既に4回も食している。暑い夏には「かき氷」が一番である?

その夕方、テレビで「打ち水」の効果を紹介する番組があったので、その効果や如何にということで、実際にやってみた。「猫の額」ほどの庭に夕方、本来は「不要な水」を使うべきであろうが、今回は水道水を直接まいた。その夜は少し涼しかったような気がした。今度、環境省主導で「日本全国打ち水の日」なんてのを企画し、日本全国をクールダウンしてみてはどうだろうか。

暑い夏だけではなく、台風もおかしい。大分では4号、5号が連続して襲来。被害が出た。筆者の記憶にある7月~8月の台風は、太平洋高気圧の影響で、ほとんど中国に向かうというのが定説であった。今年はこの時期に2つも直撃。異常気象なのか。

異常気象と言えばエルニーニョ。スペイン語では「男の子」転じて「神の子」と訳されている。日本では長梅雨、冷夏、暖冬となる事が多い。ということは今年の暑さはエルニーニョではない。最近はラニーニャという言葉を耳にする。エルニーニョとは逆に東太平洋赤道上で海水の温度が低下する現象である。ラニーニャはスペイン語で「女の子」。「男の子」の反対で「女の子」。つまり、ラニーニャが発生すると日本では猛暑、厳冬の原因となるのだそうだ。「男の子」と「女の子」の間がほしいものである??  (2007.08.21O.F)