「watsonx Tech Challenge 2025」にて最優秀賞を受賞しました
2026年2月12日(木)~13日(金)に開催された「watsonx Tech Challenge 2025」(主催:全国愛徳会 AI未来創造委員会、協賛:日本アイ・ビー・エム株式会社)において、当社社員チームが最優秀賞を受賞しました。
本コンテストは、IBM watsonx.ai のAIエージェントを活用したビジネス創出を担う技術者の育成を目的とし、地域課題の解決とビジネス化を目指す取り組みです。今年度は全国から10組が参加し、当社チームが最優秀賞に選ばれました。
受賞内容について
当社チームは、救急搬送時の“たらい回し問題”を解消し、一秒でも早く適切な医療につなぐことを目的とした救急搬送支援システム 「ASCEPIUS-AI(アスクレピウス・エーアイ)」 を発表しました。
本システムは、AIエージェントおよび RAG(*)を活用し、救急搬送時における最適な医療機関のマッチングを実現します。現在は搬送先選定や受入可否確認の繰り返しにより搬送時間が長くなるケースが課題となっており、受傷から治療開始まで 60 分を超えると生存確率が約10%低下する可能性があるとされています。
(*)RAG:Retrieval-Augmented Generation(検索拡張生成)
「ASCEPIUS-AI」では以下の情報を総合的に分析し、推奨スコアを算出して最適な搬送先候補を提示します。
• 現在地から病院までの距離
• 患者の症状やトリアージ
• 交通状況
• 医師/病床の空き状況
• 設備
• 家族の希望 など
複数の要素を総合的に分析し、推奨スコアを算出することで最適な搬送先候補を提示します。
さらに、複数病院への同時一括連絡を可能にすることで問い合わせ回数を削減し、例として4回から1回へ削減できた場合には、搬送時間を15分ほど短縮できる効果を見込んでいます。
評価結果
本コンテストにおける評価は以下の通りです。
• ビジネスモデル評価:1位
• プレゼンテーションスキル評価:1位
• テクノロジー評価:2位
技術力に加え、社会課題解決への実効性や事業展開の可能性が高く評価され、最優秀賞の受賞につながりました。
今後も当社は、生成AIをはじめとする先進テクノロジーを活用し、地域社会の課題解決に貢献してまいります。
